事務代行の活用法 事務代行導入の具体例

個人事業主・フリーランスの確定申告を楽にする、3つのポイント

2017-03-06

3月15日は確定申告の締め切り日です。
「毎年、この時期は胃が痛い」とおっしゃる個人事業主やフリーランスの方は、非常に多いです。
当サイトの管理人(以下「私」)も、以前は自身の手で確定申告をしていました。
なので、あなたのお気持ちはよく分かります。

自分でするのは大変だし、やり方がよく分からない。
そもそも作業するだけの時間がない。
そう言った声に応えるのが確定申告の代行です。

と、言いたいところですが、
一般的な事務代行業者は確定申告そのものの代行を行うことができません。
「税務に関することは税理士さんへ」というわけです。

ですが、事務代行の役割が、まったくないわけではありません。

税理士さんへ依頼する前に必要なステップ

先ほど「以前は自身の手で確定申告をしていた」と書きましたが、今では税理士さんに依頼しています。

ところで、税理士さんにお願いするようになった最初の年、実はある誤解をしていました。
それは「自分で何もしなくても、税理士さんが全部やってくれる」というもの。
ですが、冷静に考えてみればそんなはずはありません。

確定申告をするには、申告に必要な各種書類やデータが必要です。
そしてこれらの準備物をそろえるのは申告者本人の役割。
資料も何もない状態から「確定申告、できました!」となるはずはありませんから。

幸いなことに、私の場合は当初は自分で確定申告をするつもりであったことと、後から書く「ポイント」をしっかり押さえておいたおかげで大事にはならずに済みました。
もしも、このポイントを押さえておかなければ「期日内に確定申告ができなかったかもしれない」と思うと、今でもゾッとします。

確定申告で、3月になって慌てないようにするポイント

さて、期限直前になって確定申告でバタバタしないポイントを、ここでお伝えします。
事務代行として長年ひとりフリーランスや個人事業主の皆様の確定申告を見てきたことと、私自身の経験から得た結論は、次の3つです。

日々のこまめな記帳

当たり前のようですが、ここでも「コツコツ、地道に」がベストアンサーです。
売上や仕入れが発生したらその都度記帳してしまうことで、2月から3月にかけての負担を確実に減らすことができます。
これさえしっかりとできていれば、もう「確定申告が…」と頭を抱えることはなくなります。
「後からしよう」は、禁句だというわけです。

書類はしっかり整理と保管

事業で発生した領収証やレシート、その他各種書類は、月ごとにまとめておいてください。

保管に使う道具は、発生する書類の量に応じて

  • 大きめの封筒
  • 段ボール箱

などで十分です。

マジックで大きく「●年△月分」と書いておくことをお忘れなく。

銀行口座は事業専用で持つ

個人事業主に特に多いのが、それまで使っていた銀行口座を流用するケース。
事業以外の入出金が発生する銀行口座は、確定申告の観点からはもちろん、事業を営むという時点でNGです。

事業で利用する銀行口座は事業専用として別に開設し、プライベートの入出金とは完全に分離しましょう。

個人の入出金情報が存在しないだけで確定申告はグッと楽になりますし、後から見返した時もお金の動きが一目瞭然です。

まとめ

確定申告のポイントは分かった。
でも、こまめな記帳や伝票の整理ができないから困っているんだ!

このようなニーズにお応えして

  • レシートや各種伝票の入力作業(csvファイルでの納品)
  • 領収証の仕分け作業
  • 仕分け後の領収証を所定の場所へ発送

このような事務代行であれば、たいていの事務代行・秘書代行サービスに依頼することが可能です。

「毎日のように売上が発生するので、こまめなデータ入力にまで手が回らない」
「今年の領収証が、もう山積みになっている」
すでにこのような状態になっているあなたのお役に立ちたい、というのが事務代行業者の願いです。

次回の確定申告に向けて「次こそは余裕で確定申告をしたい!」という方は、今すぐにお問い合わせください。

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